羽毛布団の側生地の場合、60番手、80番手が一般的です。生地はタテ、ヨコとも高密度に打ち込んだ均一の織物で、その上にスーパーカレンダー加工。
40番手程度は安物、しなやかさが無く、かたい感じになってしまいますのでオススメできません。極端な例を挙げれば、硬い板にすばらしい布団カバーをつけても、体にフィットしないですよね。
側生地の織り方だけでなく、使われている糸についても知っておくほうが良いでしょう。この繊維長が35mm以上の糸を「超長綿」と呼びます。
織物の糸は「番手(ばんて)」と呼ばれる単位で表現され、20番手、30番手・・・80番手というように、数字が大きくなるほど細い糸になります。平織(ブロード)・40番手程度の商品が激安羽毛布団として売られているようです。
-柏尾オープンゲート-